2021年10月20日 芋虫のうらやましい食べ方

20211020

わが家の家庭菜園のミニトマト。
朝晩だいぶ冷えてきましたが、まだ実をつけてくれています。
7月頃からずっとわが家のミニトマト需要を支えてくれているありがたい存在です。
今年は、赤・黄色・オレンジの三種類を植えました。

黄色のミニトマトを収穫しに庭に出たら‥
見つけてしまいました。
苦手なあいつ。


頭を突っ込んで食べています!
しかも、食べると同時に糞をしています!!!!
なんて自由なやつ‥!!!!!!


人間で例えるならば、お菓子の家に暮らすみたいなそんな感じじゃないですか!?
ちょっとうらやましい。

 



でも、よく考えたら疑問が‥。
なんで口からイケるの?
なんで口から突っ込みながら食べ進められるんだろう?
人間の感覚からしたら、顔の前でミニトマトをつかんで固定して、あーんっていきたくないですか?

そこで、芋虫の体の構造を調べてみました。

典型的な鱗翅目幼虫の形態(Sugiura & Yamazaki 2006より)

芋虫って、種類にもよりますが、蝶や蛾の幼虫はこんな構造をしているんだそうです。
体の前の方に6本、少し離れて8本、しっぽに2本。
体の節(っていうのかな‥)ごとに足が一対ずつあると思ってましたが、足のない節もあるんですね。
へぇ~。

それで、芋虫が前に進むのは腹脚の部分が特に重要なんだそうです。
確かに、枝に擬態する芋虫とかは後ろの方の足だけで枝にくっついてピーーーーーンッ!ってなりますもんね。

後ろの方の足が安定していれば、体を動かせる。
だから、ミニトマトに顔を突っ込んで食べていた芋虫も、後ろの方の足で踏ん張り&ミニトマトを固定することで、食べ進めることができたのかあ。。。

ふーん。

また、苦手な芋虫の知識が増えてしまいました。
いつか好きになれる日が来るのかな。。。

とりあえず、今日子どもに、芋虫は後ろの方の足がないと辛いって、ふわっと伝えようと思います。

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