アリvs.芋虫 6分間の戦い
朝、庭の花壇に水やりをしていたら‥
つげの木の枝先がぼろぼろなことに気づきました。
枝の先の方の若い葉ばかり被害にあっています。

ここだけじゃなくて、たくさんの枝先がこんな感じでした。
葉はぼろぼろ、糸がからめてあって、黒い小さな糞がびっしり‥。
きっと、何かの幼虫の仕業です。
ゆるさねええええええええ!
見つけ出してそのツラ拝んでやる!
と、探しましたが葉や枝には見つかりません。
孵化して食べるだけ食べてさっさと飛んでったのかな?とも思いましたが、
でも先週水やりしたときには気づかなかったし、まだ孵化してそんなにたっていないのでは‥?
と思ってあきらめずに探したら‥。

地面に一匹みつけました!
多分だけどお前が犯人だな!
葉と同じようなみずみずしい緑色をしています。
お前が犯人に違いない!
するとそこへ‥

蟻が数匹やってきて、芋虫に勝負を仕掛けました!
抵抗する芋虫は激しくうねって応戦します。
4分ほど暴れまくっていました。
その間私は、すごいものを見ているぞ‥!と思ってずっとカメラを構えて地面を撮っていました。
道路に面した花壇の前でひとり‥。
その後、応戦むなしく芋虫は無抵抗に。
アリ5匹がかりで2分かけて80cmほど引きずり、ブロックを乗り越え、巣へと運んでいきました。
ブロックを乗り越えた先、巣穴が見えてからは早かったです。
巣穴から蟻がたくさんビャ~!と出てきて芋虫を囲み、シュ――――!!と穴の中に吸い込まれるように消えていきました。
その間2秒!
興奮してめちゃくちゃ連写しました!
巣にいる蟻たちは、これから大物が運ばれてくるって知っていたんでしょうか?
すごい連携プレーでした!

蟻と芋虫が消えてから、つげの木をもう一度調べましたが芋虫は見つからず‥。
その代わりに、緑色の蜘蛛を見つけました。

何この色‥。
つげの木の被害からして、おそらく10匹以上の芋虫が孵化したと思います。
蟻に運ばれていった芋虫と同時期に孵化していたのだとしたら、蛾や蝶になる日はきっとまだ先のはず。
みんな、蟻や蜘蛛や鳥などのえさになってしまったのかなあ‥。
そう思うと、
はじめは「うちの木をよくも!」という気持ちでしたが、なんだか切なくなってしまったのでした。
**追記**
家に入ってから子どもたちにさっき見た激闘を話しましたが、いまいちの反応でした。
図鑑で芋虫の名前を調べましたが、特徴がなさすぎてわかりませんでした。
ちぇっ!!!!!!!!
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