ヒヤシンスの水栽培 観察日記の第1回はこちらをクリック!
ヒヤシンスの水栽培をはじめて1週間がたちました。
前回、12月1日に球根を水につけてからは、キッチンカウンターの隅に置いて愛でていたのですが‥

根が出てきました!!わ~~~~!
なんだか感動‥。
本来ならば‥
ヒヤシンスの球根は、芽吹くまで2週間~1ヶ月程度冷暗所で保管して、球根をしっかりと寒さに当てることがうまく育てるポイントだそうです。
暗いところで保管することで、土の中にいると錯覚して芽吹くのだそうです。
なのに私ときたら‥
下調べもせず、明るくて暖房のきいたキッチンに置きっぱなしにしていました。。
それでもしっかり根を伸ばしてくれた君に感謝だ‥!
しかもよく見ると、芽もちょっと顔をのぞかせているではありませんか。
かわいい~!!

芽が出たらどうしたらいいのか?
芽が出たら次は開花に向けて成長していきます。
開花のためには日光と暖かさが必要、ということで、明るいキッチンカウンターにこのままおいておくことにします。
要するに、最初っから最後までキッチンカウンターに置いておくだけになりそうですが、このまま経過観察していきたいと思います!
ヒヤシンスについて学ぼう
ノリで球根を買ってきて勢いで水栽培を始めたけれど、ヒヤシンスについてほとんど知らないことに気づきました。
今更ですが、ヒヤシンスとその育て方について調べましたのでまとめていきます。
ヒヤシンスの基礎知識

- 学名:Hyacinthus orientalis
- 科名、属名:キジカクシ科(ユリ科とされることもある)ヒヤシンス属
- 日本名:風信子(ヒヤシンスの音をそのまま当てた当て字)
- 分類:球根性多年草
- 特徴:香りの良い花を咲かせる球根植物
- 育て方:土植えまたは水栽培。どちらの場合も、球根にたっぷりと栄養を蓄えているので、特に肥料を与えなくても開花できる。
水さえあれば育つ!
初心者・ずぼら人間にとってありがたい存在ですね!
名前に関するおしゃれな由来
ヒアシンスの名前の由来がおしゃれすぎるので紹介します!
学名(Hyacinthus)の由来になっているのはギリシャ神話にでてくるヒアキントスという美少年の名前。
ある日、太陽神アポロンは、お気に入りの美少年ヒアキントスと鉄輪投げをして遊んでいました。二人の仲に嫉妬した西風の神ゼピュロスが、強風で鉄輪をヒアキントスの額にぶつけました。ヒアキントスは額から血を流し、そのまま息絶えてしまいました。
ヒアキントスの血が流れ落ちた地面から咲き出した花が、現在のヒヤシンスだといわれています。
美少年の流血が由来‥。
お、おしゃれすぎませんか‥!?
土植えの育て方
10月~11月の秋に、タマネギの先端のように尖った部分を上にして植え付けます。
日当たりが良く、霜が当たらない場所に植えます。
植え付ける深さは、球根2~3個分の深さ(10~12㎝)くらいの深さが適当です。
鉢植えの場合、鉢に深さがない場合は、多少浅く植えても大丈夫!
根が伸びるスペースを確保することが重要です。
水やりは暖かい日中に行い、表土が乾いたらたっぷりと水をあげます。
鉢植えの場合は、鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをします。
庭植えのヒヤシンスは、植えっぱなしで毎年可愛らしい花を咲かせてくれます。
花が終わった後、周囲の土に緩効性肥料をまくようにすると、子株ができて増えていきやすいです。
瘦せた土に植えっぱなしにしておくと、年々花が小さくなっていくそうです。
水栽培の方法
器に球根を入れて、球根の下部が水に触れる程度に浅く水を入れます。
球根が水に使ってしまうと腐りやすくなるので注意が必要です。
芽吹くまでは寒さにあてる必要があるので、冷暗所で保管します。
下駄箱の中や、暖房を使わない部屋のクローゼットの中、冷蔵庫などに置いておくとよいでしょう。
芽が出たら、開花させるために日当たりの良い暖かい窓辺などに移動させます。
水換えのタイミングは、1週間に1度のペースで。
楽しみすぎるヒヤシンスの成長
水栽培を始めてからたったの1週間で、ぐんぐんと根を伸ばしてくれたヒヤシンス。
キッチンカウンターの見える位置に置いて、成長がよく見えるせいか、かわいくてかわいくて仕方ありません。
いったい何色の花を咲かせてくれるのかなあ‥。
この後も成長記録をつけていきたいと思います!
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