こんにちわ!HAJIMAです。

明日からまたゴールデンウィーク後半に突入しますね!

管理人は子供と一緒に一足先に実家に帰省しております。

ゴールデンウィークはどこもかしこも混み合っていて、車は渋滞するし、子連れの移動は大変ですね!

帰りの新幹線の予約も早めにないとすぐに埋まってしまいそうです(>_<)

 

ところで、みなさん「エクソシスト」という映画をご覧になったことはありますでしょうか?

映画はみたことはなくても「エクソシスト」という言葉は聞いたことがありますよね。

管理人はホラーが苦手なので、まともに映画をみたことはないのですが、時々TVなどで取り上げられていて、ブリッヂをしながら階段を下りてくる女の子の姿が怖くて怖くてブルブルしていました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

エクソシスト」の映画では少女になっていますが、「エクソシスト」のモデルだったのは少年で、その少年は悪魔に憑かれたのではなく、抗NMDA受容体脳炎という病にかかっていたため、自分の意志とは関係のない症状が出てしまっていたようなのです。

 

そのエクソシスト病ともいえる「抗NMDA受容体脳炎」の患者さんは日本にもいるということをご存知の方は少ないのではないかと思います。

あまり知られていない「抗NMDA受容体脳炎」という病気ですが、10代~30代の女性に発症することが多いと言われており、自分の意志とは関係なく体が動いてしまうというとっても怖い難病です。

いったいどんな病気なのか、その症状や予後、病気になってしまう原因について調査していきたいと思います。

スポンサードリンク

 

抗NMDA受容体脳炎の症状はエクソシストのよう??

抗NMDA受容体脳炎の症状は「エクソシスト」のモデルになったということで、自分の意思とは関係なく体が動いてしまうようなイメージはありますが、具体的にどのような症状が出るのでしょうか?

その症状は個人によって出方がさまざまで、個人差がとても大きいのだそう。

そのため一概に皆同じ症状が出るとは限らないのですが、だいたい症状の出方は共通したものがあります。

 

  • 初めに「発熱・頭痛」などの症状が生じる
  • 幻覚や幻聴、被害妄想や異常行動などの統合失調症のような症状が出てくる
  • 新しい物事を覚えられなくなったりするなどの記憶障害の症状が出る
  • 口をモグモグさせたり、歯をくいしばったり、四肢の痙攣のような症状が出る
  • ひどくなると意識障害や呼吸抑制の症状が出て呼吸困難に陥ることがある

などなどとっても怖い症状が出てくるようなのです。

 

統合失調症のような幻覚、幻聴が起こり、さらに自分の意志とは関係なく体が動いてしまったら、疾患にかかってしまった本人もとっても怖いし辛いですよね。

実際に疾患にかかってしまった方の動画を拝見しましたが、自分の意志とは関係なく四肢が反り返ってしまったり、意識障害が出てしまっている姿が写されていました。見ている家族としてはとっても辛いでしょうし、病気の事を何も知らないで見たら、何かに憑かれてしまったのではないかと思っても不思議ではない映像でした。

本当にエクソシスト映画のように「悪魔に憑かれてしまった!」と思われてもおかしくないような症状が出てしまうのです。

そのため、この病気に対する理解がなかった昔は「悪魔払い」と称していろいろな体罰なども行われていたようです。

知らないということは、怖いことなのですね。

 

抗NMDA受容体脳炎はどんな病気?原因は?

抗NMDA受容体脳炎は端的にいえば、 「脳の神経物質の受容体に自己抗体が出来てしまい、自分の脳細胞を攻撃してしまうことで、脳が炎症を起こしてしまう病気」 と言えます。

その抗体ができてしまう受容体が「NMDAグルタミン酸受容体」というので、「抗NMDA受容体脳炎」という名前なのだそう。

10代~30代の女性の発症率が高いということで、管理人も他人事ではない病気です。

この病気の原因に関してはまだまだ研究中な部分も多いのですが、この疾患にかかった方を調査したところ、腫瘍学的スクリーニングという検査で約半数の方が、主に卵巣奇形腫を持っていたのだそう。

卵巣奇形腫というのもなんだか馴染みがなく、良く分からない方も多いと思うのですが

卵巣内の卵子がなんらかの原因で、精子と受精が成立していないのにも関わらず、勝手に細胞分裂を始めてしまうもので、

そのため、卵巣内で「不完全な人間のようなもの」が出来てしまうのです…

 

ちょっとホラーな話ですが、そうなってしまった場合、その卵巣の中からは髪の毛や骨など人間の一部のようなものが見つかることがあるらしいです…想像するとゾッとしましまいますが…(*_*)コワイヨ~

 

その卵巣にあった奇形腫の中に脳組織が含まれていると、それに対する抗体が生じてしまうことがあり、その抗体によって脳に炎症をおこしてしまうことがあるのだそう。

なんだか色々難しいですが、女性としては自分にも起こる可能性のある病ということで、何だかとっても怖いですよね。

しかし、この卵巣奇形腫以外でも、男性が抗NMDA受容体脳炎を発症することもあるため、原因に関してははっきりしたことはわかっていないのが現状のようです。

ちなみに、あのブラックジャックの助手でとってもカワイイ「ピノコ」は女性の体のこぶにできた奇形腫だったところを、ブラックジャックに助けられ、臓器を組み立ててもらい女の子にしてもらったんですよ!

余談ですが、現代でもそんな技術があったらすごいですよね~!

抗NMDA受容体脳炎の予後や治療は?

そんな抗NMDA受容体脳炎の予後はどうなのかも気になるところですよね。

実際にこの病気にかかってしまった女性の話を、今回「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げるようなのですが、この方は21歳の時に発症しましたが、家族の支えもあり奇跡的に症状が回復に向かったそう。

つまり治らない病気ではないということです。

上記に書いたように、もし抗NMDA受容体脳炎の原因が卵巣奇形腫であった場合は、その部分さえ切除すれば、自己抗体を作っている原因となる部分を無くすことができるので再発の可能性も低く、予後は比較的良好なんだそう。

しかし男性にも発症することのある疾患であり、奇形腫などの原因となるものも見つからず、原因不明のまま疾患を発症してしまうこともあるんだそう。

その場合は、原因を特定できないため治療が難航してしまうこともあるんだそうです。

治療としては、奇形腫が原因の場合は外科的手術で腫瘍を取り除いてしまうのが一番いいそう。

その後ステロイドを大量に投与するパルス療法や腫瘍を小さくするために「リツキサン」や「エンドキサン」などの抗がん剤の使用などを行ったりするんだそう。

いずれにしても、統合失調症などの精神疾患と間違われやすく、患者さんの心身の負担も大きいので、初めの診断をきちんとしてもらい統合失調症などの精神疾患とは区別して治療をしてもらうことが重要なのだと思います。

スポンサードリンク

エクソシストのような悪魔祓いの病と闘った日本の女性とは?

今回「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられるのは、当時女子大生だった「恵子」さん。

もともと音楽が好きで、吹奏楽部や合唱部に所属し、大きな病気もしたことがなく、とっても健康な女の子だったそう。

高校卒業後、アメリカの短大に留学し充実した日々を送っていたそうですが、ある日突然この「抗NMDA受容体脳炎」を発症してしまいます。

初めに出た症状は頭痛や発熱などの風邪のような症状。

しかし次第に意識障害や記憶障害などが出始め、アメリカの病院にかけつけた母親を始めは認識できなかったそう。

 

入院してから一週間後辺りに、激しい痙攣症状があり集中治療室で人工呼吸器を装着するなど命の危険にも晒されました。

恵子さんの場合は、原因と思われる「卵巣奇形腫」は見当たらず、治療も難航したのだそう。

 

高熱も続き集中治療室から出られない日々が半年ほど続き、治療もなかなか功を奏さない中、主治医が卵巣を摘出するという治療を提案しました。

卵巣に腫瘍が見つかったわけではないし、摘出したからといって病気が治るとも限りません。

ましてや20代という若さで、疾患にかかっている恵子さんは意識障害があり決断を問うことも出来ず、ご家族の方はとても悩んだことでしょう。

しかし、家族内でたくさん悩み、相談した結果、卵巣を摘出することを決断します。

その後卵巣を摘出の効果もあってか、高熱が徐々に収まり集中治療室から出ることができるようになり、日本での治療が可能な状況になります。

その後日本で闘病生活を行い、家族の支えもあり現在は会話もでき、縄跳びなどもできるくらいに回復しているのだそう。

ご家族は、少しでもこの疾患に関する理解を深めて欲しいと、闘病中の動画なども公開されています。

確かに動画は衝撃的ですが、患者さんが偏見の目で見られることがないよう、ご両親の活動で少しでも疾患に関して理解が深まるといいなあと思っています。

スポンサーリンク